鈴木さんちの妊活ブログ!

「鈴木さんちの妊活ブログ」は管理人である鈴木夫妻(私と夫)が妊活を開始してから集めた情報、実際に私達が経験したことをまとめている情報ブログです。妊娠したい、赤ちゃんがほしいと思っているカップルのみなさんに参考にして頂ければうれしいです。

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えっ!精子も老化、劣化する!?精子の老化の原因と対策

      2017/03/31

はじめまして!
初投稿になる管理人のヨシオです。

前回の記事「知らないと危険!妊活に影響を与える「卵子の老化」」で妻のユリが卵子の老化が子作りに与える影響についてお話させていただきましたが、今回は「精子の老化」が妊活に与える影響についてお話していきたいと思います。
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単刀直入ですが、もし、あなたが「男性は高齢であっても子供を作ることができるから、慌てて子作りしなくてもいいや。」と考えているのであれば、要注意。

例えば、芸能人で60,70代の男性が子供を授かったニュースや徳川家康が60代で19人目の子供を作っている歴史的事実が背景となり、「男性は死ぬまで現役」といったイメージが定着。

しかし、子作りの間違った知識は、自然妊娠はもちろんのこと、不妊治療も難しくしてしまいます。
なぜなら、男性の精子も女性の卵子と同じように老化、劣化してしまうからです。

「えっ!?男性の精子は女性の卵子と異なり、日々着々と新し精子が作られてるから老化しないはず。」と思われる方もいると思いますが、実は、精子は、精子を作っている身体の老化と無縁ではいられないのです。

つまり、加齢とともに、作られる精子も老化しているということです。

ですので、今回の記事で、「精子の老化、劣化」は妊娠させる力が弱る要因ということを認識して危機感をもって頂ければと思います。

精子の老化と劣化

精子の老化とは、3つの症状のこと!

では、具体的に「精子の老化、劣化」とはどういった症状なのか?について詳しくお話していきたいと思います。

「精子の老化」は、

  • 精子の数が減ること
  • 精子の運動率が低下すること
  • 精子の質が低下すること(正常な精子の減少)

の3つの症状のことです。

精子の数が減る

まずは、「精子の数が減る」ことについてお話していきます。

その前に、質問です。
あなたは、白い液体すべてが精子だと思っていませんか?
実は、違います。

白い液体は「精液」であって精子ではないですよ!
精液の大半が白い分泌液。
約7割が精嚢(せいのう)からの分泌液で、約3割が前立腺からの分泌液です。
そして、その残りの数%が精子の割合なんです。
つまり、白い精液中の精子数は非常に少ないということです。

びっくりしますよね?私もびっくりしました。
自分は濃いから大丈夫!と思っていましたが、間違った認識だったなんて・・・汗

そして、さらにびっくりすることに、精子の数は毎年減少しているそうです。

2013年のフランスの最新報告では、15万人について1989年から17年間のデータを解析したところ、精子数が毎年1.9%減少していたと言います。

引用元:精子の数は毎年1.9%減少? 男性不妊の現実を専門医に聞きました

精子の数の減少は、卵子と受精する精子の数が少なくなるので、受精率、妊娠率の低下につながります。

精子の運動率が低下する

次に、「精子の運動率が低下する」ことのお話をしていきます。

そもそも、「精子の運動率」って?と思いますよね。

「精子の運動率」とは、精液の中の精子がどれだけ活発に運動しているかの数値のことです。
WHOが定める数値によると、妊娠に必要な最低運動率は32%。
精子の運動率が32%を下回ると自然妊娠が難しいとされています。

運動率を低下させる原因は主に加齢ですが、精子の寿命も運動率の低下に大きく関わってきます。
詳しくは、「精子の寿命と受精可能時間」の記事を書いていきますが、寿命をすぎた精子は奇形率の上昇の危険もあります。(週に1度は射精して新しい精子を作るようにする。)

精子の運動率が低下すると、精子が卵子まで到達できなくなり、妊娠に至る確率が低下してしまいます。

精子の質が低下する(正常な精子の減少)

最後に、「精子の質が低下する」ことのお話をしていきます。

「精子の質の低下」とは、精子が体内に発生した活性酵素(フリーラジカル)によって、細胞が傷つけられるという現象。
具体的には、精子は酸化ストレスにより、精子に入っているDNAが傷つけられ、ダメージを受けてしまいます。
その結果、受精しにくくなり、妊娠に至る確率が低下、そして、妊娠に至っても流産や奇形児が生まれるリスクが高まります。

活性酵素と参加ストレスについては、e-ヘルスネット(厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト)の活性酸素と酸化ストレスのページでわかりやすく解説されています。

精子の状態(質)はWHO(世界保健機関)が定める精液検査で知ることができます。

参考までに精液検査の基準値を紹介しておきます。
精液検査の基準値
引用元:WHOの精液検査について-男性不妊バイブル

精子の老化は35歳を境に顕著になる!

精子が老化する原因は基本的に老化です。
老化することにより、生殖機能が低下し、精子の数の減少、運動率の低下をまねきます。

そして、加齢とともに体内の活性酵素(フリーラジカル)が増加していき、精子の細胞を攻撃する酸化ストレスがおきます。
酸化ストレスにより、精子のDNAが傷つけられ、正常な精子が減少。

そして、この精子の老化が顕著になるのが35歳以降です。
精子老化の分岐年齢がまとめられている表があるので紹介しておきます。
精子力低下の分岐点と減少率
引用元:Table 1 2013.7.30(精子力低下の分岐点と減少率)

表をみると34歳を分岐点に35歳から40歳の間に精子の数と運動率の低下、40歳を境に濃度や正常な精子の数が減少しはじめることがわかります。

つまり、35歳から精子の老化が顕著のあらわれてくるということです。

精子の老化の予防と対策

加齢するのは止めることはできませんが、老化することを遅らせて、精子の質を高めることはできます。
精子の老化を防ぐためには、一般的な老化防止策、酸化予防策と同じです。

例えば、女性が肌の老化を防ぐために使っている化粧品は、「抗酸化」を目的とした成分が含有しています。
つまり、活性酵素などによる酸化ストレスからダメージを受けること減らすことです。

減らすためには、抗酸化効果のある抗酸化物質の摂取と活性酵素ができるのを減らすことです。

抗酸化物質
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ポリフェノール類
  • カロテン類
  • コエンザイムQ10

※抗酸化物質はサプリや食品から摂取してください。

抗酸化(活性酵素ができるのを減らす)
  • カロリーを摂取しすぎないこと
    カロリーを摂取しすぎると、代謝するのに酸素が多く消費され、活性酸素の発生量が増えてしまうためです。
  • 激しい運動をしすぎないこと
    過度な運動は、代謝するのに酸素が多く消費され、活性酸素の発生量が増えてしまうためです。
    ※適度な運動は精子の量と濃度を濃くするというデータもあるそうです。
  • たばこは吸わないこと
    たばこは大量の活性酵素を発生させるためです。

つまり、栄養バランスのとれた食生活、十分な睡眠、禁煙、規則正い生活習慣をおくることが精子の老化対策になるということですね。

最後に。男性も子作りのタイムリミットを意識すること

いかがでしたか。
今回の記事で「精子の老化、劣化」することにより、自然妊娠すること、不妊治療を難しくすることがわかって頂けたと思います。

「男性は死ぬまで現役」という考えを改めて、男性にも子作りするタイムリミットがあるということを意識し、女性任せだった妊活、不妊を自分にも責任があるということを認識することが妊活を成功させるポイントになります。

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