鈴木さんちの妊活ブログ!

「鈴木さんちの妊活ブログ」は管理人である鈴木夫妻(私と夫)が妊活を開始してから集めた情報、実際に私達が経験したことをまとめている情報ブログです。妊娠したい、赤ちゃんがほしいと思っているカップルのみなさんに参考にして頂ければうれしいです。

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知らないと危険!妊活に影響を与える「卵子の老化」

      2017/03/31

こんにちは。
管理人のユリです。

今回は「卵子の老化」についてのお話です。

えっ!?卵子って老化するの?と思いますよね。

人間は不老不死ではありませんので、誰でも年老いていきますよね?
同時に胃などの器官や肌は年齢と共に老化していきます。
実は、年を追うごとに「卵子の老化」も進んでいき、防止することはできません。

しかも、一度老化してしまった卵子は若返ることがなく、妊娠・出産のトラブルを引き起こす要因。

つまり、卵子の老化は、女性にとって防ぐことができない現象なんです。
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妊活とは男性と女性が妊娠するための準備をすることの記事でもふれていますが、「卵子の老化」は2012年の2月14日にNHKの番組「クローズアップ現代」で放送された「産みたいのに産めない~卵子老化の衝撃~」で放送されてから注目されるようになった言葉です。

といいながら私自身、夫も妊活を始めようと決めてから調べて覚えた言葉です。
もっと、もっと、早く「卵子の老化」について知っていればなぁ・・・というのが本心。

ですので、今回の記事「卵子の老化」は、妊活中のご夫婦の方はもちろんのこと、まだ独身だけど将来子供を授かりたいと考えている女性の方に読んで頂きたい記事です。

卵子の老化

卵子の老化とは、卵子の「数が減る」「質が悪くなる」こと!

先ほど、「人間が年をとるにつれて老化するように、卵子も年を追うごとに老化していく」とお話しましたが、具体的に「卵子の老化」とはどういった状態なのか?についてお話していきます。

「卵子の老化」は、

  • 卵子の数が減ること
  • 卵子の質が悪くなること

の2つの状態のことです。

卵子の数が減る

まずは、「卵子の数が減る」ことについてからお話していきます。

女性は胎児のころから体内に卵子の元となる「原始卵胞」を卵巣に蓄えています。
その数は、妊娠5か月目の胎児の時が最大で700万個。
この原子卵胞は、男性の精子のように毎日作られるはことはなく、日々、増えることはなくどんどん減少していきます。

この日々卵子の数が減少してしまう要因となっているのが「生理」。
生理が始まると1日に30~40個ずつ、1ヶ月で約1,000個の原始卵胞が卵子になるために目覚めます。
しかし、一番大きな卵子1つだけが毎月1回排卵されるだけで、他の卵子はすべて消えてしまいます。
これが卵子の数が減少する理由です。

そして、いつまで減少していくかというと、閉経を迎えるまで減り続けていきます。
(卵子の数がゼロになると、妊娠することができないということになります。)

卵子の質が悪くなる

次に、「卵子の質が悪くなる」ことのお話をしていきます。

結論からいってしまうと「卵子の質」も年をおうごとに悪くなっていきます。
若い頃の卵子は弾力があり新鮮なのですが、年をとるにつれて卵子は傷つき形がいびつになり、質が低下していきます。

例えば、人のお尻をイメージしてください。
若いころはプリプリ弾力があるお尻だったのに、加齢とともに重力にまけて質が悪くなってきますよね・・・汗
ちょっと想像もしたくないですよね・・・?
つまり、お尻と同じように卵子も加齢とともに質が悪くなっていきます。

簡単に年をとるにつれて卵子の質が低下してしまう理由を説明しておきますね。
卵子の質を低くする要因はずばり、「体の酸化」。

具体的には、活性酵素という物質が卵子の質を低下させ、老化させています。
活性酵素は本来人の体をウィルスや細菌から守る働きをする物質。
しかし、活性酵素が過剰に作られると体内の組織に攻撃を開始し、体にとってマイナスに働いてしまいます。

参考文献:活性酸素・ フリーラジカルと疾患

その一方で、人間には「抗酸化力」が備わっており、活性酸素が体内で悪さをするのを防いでくれます。
しかし、抗酸化力は若いときは活発に働いてくれるのですが、年をとるにつれて力が衰えて働きも弱くなります。

後ほど詳しく説明していきますが、卵子の質が低下すると受精しづらくなったり、受精した後も育ちにくくなるといったトラブルがおきやすくなります。

つまり、年をとるにつれて体が活性酸素の力に対抗できなくなります。
そして、その結果、卵子の質が悪くなり、卵子の老化が進んでしまうのです。

卵子の老化は何歳からはじまるということはありません。
日々、老化していきます。
しかし、37歳を境に急激に老化が進むと言われています。

卵子の老化が妊活に与える3つの危険!

では、「卵子の老化」は具体的に子作りにどういった影響がでてしまうのか?について説明していきますね。
ちょっと怖い話になるのですが、しっかり覚えてくださいね。

卵子の老化が妊活に与える危険は3つあります。

自然妊娠する確率の低下

20代の頃の卵子の形は「キレイな円形」のものが多いのですが、年をとるにつれて(卵子の老化が進むと)「楕円形やいびつな形」のものが多くなってしまいます。
そうすることで、卵子が「受精しにくい」「細胞分裂しにくい」「着床しにくい」といったトラブルがおきやすくなります。

受精、細胞分裂、着床は妊娠するためのステップのことです。大谷産婦人科 不妊センターの妊娠の仕組みの記事でわかりやすく説明されているので参考にしてください。

また、質の良い「卵子の数」が減少してしまうため、質の良い卵子が排卵される確率が低下。
数の論理ではありませんが、結果的に、妊娠する確率も下がってしまいます。

流産や先天性疾患(障害児)の確率アップ

卵子の老化が進むにつれて遺伝子が何らかのダメージを受けてしまい、結果、胎児の染色体異常が起きる割合が高まる。
一般的な統計として、自然に流産してしまう確率は全妊婦の10-15%に対して、35歳以降になると20-40%まで高まってしまいます。

参考文献:「不妊に悩む方への特定治療支援事業等のあり方に関する検討会」(厚生労働省発表データ)

また、出産を無事に迎えられたとしても、ダウン症候群に代表される染色体異常が原因の先天性疾患(障害児)を発症する確率も高まってしまいます。

<ダウン症とは>
正式名は「ダウン症候群」(最初の報告者であるイギリス人のジョン・ラングドン・ダウン医師の名前により命名)で、染色体の突然変異によって起こり、通常、21番目の染色体が1本多くなっていることから「21トリソミー」とも呼ばれます。この染色体の突然変異は誰にでも起こり得ますが、ダウン症のある子は胎内環境がよくないと流産しやすくなるので、生まれてきた赤ちゃんは淘汰という高いハードル乗り越える強い生命力をもった子なのです。

公益財団法人 日本ダウン症協会

不妊治療を受けている場合は、体外受精の成功率の低下

高度な不妊治療である体外受精といえでも「卵子の老化」は大きな影響を受けます。
なぜなら、卵子の数の減少で卵巣から取り出せる卵子の数が減少。
なおかつ、取り出した卵子は質が悪くなっているため受精できる卵子が少なくなっているからです。
仮に受精したとしても着床して妊娠にいたる受精卵ができる確率は低くなってしまいます。

日本産科婦人科学会が実際に高度不妊治療を受けた人で出産にいたった人の割合を示している数値のデータを発表しています。
参考サイト:ARTデータ

最後に。「卵子の老化」は遅らせることができる

いかがでしたか。
今回の記事で「卵子の老化」が妊活、子作り、出産に与える危険と影響がわかって頂けた思います。

でも、実は、「卵子の老化」は防止することはできませんが、老化のスピードを遅くすることはできます。
卵子を老化させる最大の要因は加齢ですが、他にも老化を加速させる要因があります。

それは、生活習慣の乱れや食べ物など食生活の乱れ、間違ったスキンケアです。
例えば、過度なダイエットによる体脂肪率の低下や睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ、過度な紫外線対策によるビタミンDの不足などです。
詳しくは「卵子の質を上げる方法」の記事で紹介していきたいと思います。

ですので、卵子の老化を防ぐために、若いうちから卵子の老化を意識しておくことが大事になります。

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